3.3: remove syntax limitations

src/guide/typescript/composition-api.md

@@ -52,32 +52,9 @@ const props = defineProps<Props>()
 
 #### 構文の制限 {#syntax-limitations}
 
-正しい実行時のコードが生成されるために、 `defineProps` の型引数は以下のいずれでなければなりません:
+バージョン 3.2 以下では、`defineProps()` のジェネリック型の引数はリテラル型かローカルのインターフェースへの参照に制限されていました。
 
-- オブジェクトリテラル型:
-
- ```ts
- defineProps<{ /*... */ }>()
- ```
-
-- **同じファイル内の** インターフェース、またはオブジェクトリテラル型への参照:
-
- ```ts
- interface Props {/* ... */}
-
- defineProps<Props>()
- ```
-
-インターフェースやオブジェクトリテラル型自体は、他のファイルから import した型を含むことができますが、`defineProps()` の型引数に渡す引数は **他のファイルから import された型であってはいけません**:
-
-```ts
-import { Props } from './other-file'
-
-// サポートされていない
-defineProps<Props>()
-```
-
-これは、Vue コンポーネントが単独でコンパイルされるためで、コンパイラーはソースコードの型を分析するために import されたファイルをクロールすることがありません。この制限は将来のリリースで削除される可能性があります。
+この制限は 3.3 で解決されました。Vue の最新バージョンは型引数の位置でインポートされた複雑な型の限定されたセットを参照することをサポートしています。しかし、型からランタイムへの変換は依然として AST ベースであるため、実際の型解析を必要とするいくつかの複雑な型、例えば条件型など、はサポートされていません。条件型は単一の prop の型には使用できますが、props オブジェクト全体の型には使用できません。
 
 ### プロパティのデフォルト値 {#props-default-values}